消火器・エアゾール・ファイテックを比較して評価!価格あり【厳選5個】

B!

万が一火が出てしまった場合、消火器!!ってなると思います。

 

 

実際に、初期の段階で消火器を使用した場合は8割以上消火に成功しており、初期消火は消火器が大変有効です!

 

 

 

しかし、消火器の破裂事故使い方で不安などといった理由から、

 

 

 

住宅にはスプレータイプ(エアゾール簡易消火器具)や投げ込むタイプ(ファイテック)などの消火用品が広まってきています。

 

 

 

  • 消火器が古くなって取り替えを考えていた方
  • 消火用品を購入しようとしていた方

 

 

 

 

詳しく紹介するので、検討よろしくお願いします!

 

信頼性のお話

現在、消火用品は様々な商品が開発されています。

 

 

 

正直、消火器よりいいんじゃないの!?って商品もあります。

 

 

 

しかし、国や各自治体・団体などは消火器を推奨しています。

 

 

 

その理由を簡単に説明します。

 

消防法第21条の2
消防の用に供する機械器具若しくは設備、・・・・・・・「検定対象機械器具等」という。)については、この節に定めるところにより検定をするものとする。

 

 

 

消火器は、消防法条文の「検定対象機械器具等」に該当しており、法令で定める検定に合格しなければ販売できないようになっています。

 

 

 

 

つまり、検定に合格しないような性能の粗悪品が世の中にでまわることがない!ってことなんです。

 

 

 

万が一の場合に、消火効果がわからないものを推奨できないので、国や各団体は検定を実施している消火器エアゾール式消火器具のみ推奨しています。(※スプレータイプのエアゾール式消火器具も条文は違いますが、近年追加されました。)

 

 

でも、消火器って爆発の危険性があるんじゃないの!?

 

 

 

確かに、以前の加圧式消火器は使用するときに爆発の危険性があります!

  

 

 

しかし、現在は製造が中止されており、蓄圧式消火器しか販売していないので今後購入する場合には全くありません。

 

 

 

違いは、圧力ゲージついているついていないかです。(※消火器は10年で取り替えるようになっているので、いまだ加圧式消火器を置いてありますが、底部が錆びているなどの場合には早急に設備業者などに連絡し廃棄をお願いします。)ついていない方が危険です。

これは圧力ゲージついている(蓄圧式)消火器です!!

消防法令に記載されている消火用品

消火器・スプレータイプ(エアゾール式)のわかりやすい選び方がyoutube動画にアップされていたので、ご覧ください。

 

 

 

  1. 粉末消火器
  2. 強化液消火器
  3. 住宅用消火器
  4. エアゾール式消火具

 

この4つを動画の内容+メリット・デメリットなど説明しながら紹介していきたいと思います。

 

 

①業務用 粉末ABC消火器

業務用粉末消火器の概要。購入価格は3000円~5000円
会社や工場などにある消火器といえば、この粉末ABC消火器(10型)です。普通(A)、油(B)、電気(C)に適応する消火器であり、消火能力もA-3・B-7と高い性能です。主に窒息と抑制効果によって消火をします。購入価格は、3000円~5000円程度となっています。噴射時間は15秒~30秒。距離は3m~5mとなっています。

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メリット
  • 容量が大きく、住宅においては消火能力が高い
  • 離れて消火できる
  • 価格が安い
  • 耐用年数が10年と長い

 

 

デメリット
  • 力のない女性や子どもなどには少し重たい
  • 天ぷら火災時に加熱を止めないと再発火する
  • 置き場所に困る(デザイン性)

 

 

業務用粉末消火器の詳しい内容。
以前の加圧式消火器であれば、業務用の消火器は住宅には不向きでした。ぼや火災で以前の業務用を家庭で使用した場合、すぐに消火は成功すると思います。しかし、一度噴射すると止まりません。片付けは・・・・・。

 

しかし、蓄圧式の消火器であれば手を離すと噴射が止まるため後片付けが簡単で再使用可能ですし、値段も高くないため一家に一台業務用消火器を置くこともアリかと思います。弱点とすれば、天ぷらの再発火寝たばこなどの布団・綿などの深部までの熱を消火できないことです。その点を補うような商品、スプレータイプ(エアゾール式)などで補えば、初期の段階で消火失敗することはまずありません

 

②業務用 強化液消火器

強化液消火器の概要。購入価格は6000円~10000円
強化液消火器は薬剤が液体で、冷却効果と抑制効果によって消火します。基本的には普通(A)、油(B)、電気(C)に適応する消火器でありますが、主に強アルカリ性・中性の2種類があり、種類によって特徴が違うので注意しないといけません。購入価格は、6000円~10000円程度であり、需要が少ないので価格が高い傾向にあります。住宅用消火器には、強化液が多いですが値段は住宅用のほうが安いです。

 

 

 

メリット
  • 住宅火災で消火能力が高い
  • 噴射時間が長い
  • 天ぷら火災に強い
  • 耐用年数が10年と長い

 

 

デメリット
  • 中性と強アルカリ性の特徴を理解していないといけない
  • 値段が高い
  • 使用後が大変・腐食しやすい
  • 置き場所に困る(デザイン性)

 

 

強化液消火器の詳しい内容。
強アルカリ性の強化液は、天ぷら火災に効果を発揮し、かつ浸透性があるので布団などの深部の熱も消火できるため、住宅火災においてはものすごく力を発揮します。しかし、強アルカリということで使用後が大変です。人体に対する刺激もあるし、腐食や絶縁劣化が起こりやすいです。

 

最近では、中性の強化液が主流です。使用後のことも考えているためだと思います。しかし、天ぷら火災においては、一瞬ですが炎が拡大します。その後、すぐに消火でき再発火することもないので、粉末消火器に比べると良いですが、周りに燃え移りやすいものがあれば延焼する可能性もあるので、その点については注意が必要です。

 

 

③住宅用消火器

住宅用消火器の概要。購入価格は4000円~6000円
一般住宅で使用しやすいように開発された消火器です。強化液・粉末とありますが、最近は強化液消火器が多いです。通常の消火器と違い、カラフルでデザインが多く、軽量化しており、女性や子ども・お年寄りでも簡単に使うことができます。購入価格は4000円~6000円程度です。

 

 

 

メリット
  • 軽量化しており、使いやすい
  • 強化液に関しては、住宅用が値段が安い
  • カラフルでデザイン性が高い

 

 

デメリット
  • 粉末は小さいのに、業務用に比べてやや高め
  • 比較的初期の火災用
  • 耐用年数が5年と短い

 

 

一般的な住宅においては、デザイン性・使いやすさ・消火効果・値段・耐用年数を総合的に考えて、住宅用強化液が1本あれば基本的には十分かなと思います。

 

 

一人暮らしをする娘に送りたい住宅用消火器

 

 

 

価格は高めですが、性能は十分ですし可愛いデザインなので置いといてくれるかも・・。

 

 

消火器やってはいけない2つのポイント

①絶対に置いてはいけない!!
コンロの下。天ぷら火災時に消火器をとれなくなります。万が一の場合でも使用できる場所に置いてください。あと、錆びやすい場所や高温の場所なども劣化しやすいです。

 

②絶対に消火できない!!
消火器を投げない!!(笑)消防設備業者が訓練時に説明しているのを見かけたことがあります。容器が溶けて、中の薬剤が出ることもないですし、加熱されて噴射することもないです。

 

消火器の使い方「ピン・ポン・パン

 

  1. ピンを抜く
  2. ノズルをポンと出す
  3. パンと握る

 

放射時間は約15秒、距離は2~5mなので、離れた場所から十分な時間消火できると思います。

 

消火器覚えておきたい2つのポイント

①詐欺に注意!!

消防署のほうからきた人
消防署のほうからきました。最近火事が多く発生しているので、消火器を置く義務があるんです。

 

消防に似た服を着た人が、消防署のほうからきました!と言って消火器を高額で販売する詐欺が一時期増えていました。消火器の適正な値段を知って、被害にあわないようにしてください。

 

 

②廃棄にお金がかからない!!

 

リサイクルシールが貼っている消火器は消火器販売店(設備業者)か各メーカー営業所などに持っていけば無料で回収してくれます。平成22年以前の消火器であれば、リサイクルシールが貼っていないので1000円程度と思います。有効期限があるので注意してください。

④エアゾール式消火器具

エアゾール式消火器具の概要。購入価格は1500円~3000円
エアゾール式消火器具は、消火薬剤を液化ガス又は圧縮ガスの圧力により噴霧状等に放射して消火するものです。消火器の代替品としてではなく、補助的な役割を果たすものとして、その効果が期待されるものです。ご家庭で使用しているヘアスプレーなどの製品とほぼ同等の構造なので使いやすく、小さく軽量なので、お年寄りにもつかいやすいです。購入価格は1500円~3000円程度です。

 

火消スプレーは楽天ランキング1位

 

 

 

メリット
  • スプレーと同等なので使いやすい
  • 天ぷら火災に非常に有効
  • 小さく軽量

 

 

デメリット
  • 破裂事故・液漏れが多い
  • 比較的初期の火災しか期待できない
  • 耐用年数が3年で短い

 

 

住宅火災の比較的初期段階の火災に非常に有効で使いやすいです。しかし、耐用年数が消火器が10年に対し、3年~5年と短いです。また、破裂事故や液漏れが多発しており、管理が難しい問題もあります。

 

 

ちなみにヤマト〇ロテックの商品が結構やらかしてるイメージです。「直撃〇火」は液漏れ、「ヤマト〇ーイKT」・「FM〇ーイK」が破裂事故多発で自主回収。

 

 

消防法令に記載されていない消火用品

使い方が簡単な、投げるタイプの消火用品のうち評価が高いものを紹介します。

 

⑤ファイテック

まずは動画をご覧ください。

 

 

 

 

メリット
  • 投げるだけで簡単
  • 天ぷら油用もある
  • 消火能力が高い

 

 

デメリット
  • 性能が怪しい
  • 価格が高い

 

 

動画のような性能をすべての商品で、実現できているならば★×4ですが、レビューなどを見ていると効果がないようなコメントもありました。

 

 

近所での火災の際に使用しました。天井近くまで火が上がってましたが中に猫がいるというので2つ投げ込みましたが目に見えた効果はなく、普通の消火器で噴射し進行方向と退路の安全確認をしながら猫を捕まえました。

 

 

投げるだけなので、簡単で使いやすい。しかも消火能力が高いのであれば、購入価格5000円程度も安いと思いますが、効果がわからないのであればちょっとおススメはしづらいです。高齢者などに、補助的な意味で購入するのはアリかと思います。しかし、これ一本では万が一の場合は不安です。

 

 

まとめ

消火器・エアゾール・ファイテックを勝手に評価させていただきました。

 

  1. 業務用 粉末消火器 
  2. 業務用 強化液消火器
  3. 住宅用消火器
  4. エアゾール式消火器具
  5. ファイテック投てき消火器具

 

 

おススメなのは、

 

 

①業務用粉末消火器+エアゾール式

住宅用消火器

 

 

どちらかだと思います。どちらも値段は5000円前後ですし、住宅火災において消火能力も十分高いです。

 

 

 

 

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