館長:フェデマー
年齢:30代
出身:関西
家族:妻・子2人(中学、小学)
最近面白かった小説:異世界ものLV999の村人 転生したらスライムだった件
最近読んでいる漫画:進撃の巨人 宇宙兄弟
一人でも多くの子どもに数学の魅力を触れてほしい・・
こんにちは、当サイトを管理しているアマチュア数学家フェデマーです。
このようなことを感じている子どもたちに、数学の魅力を伝えていきたいサイトです。(自分の趣味も入れていくかも・・(笑))
授業とは違った数学を投稿しています。
親子で一緒に数学の香りを楽しんでほしいです。
このサイトを見て、子どもが数学って楽しい、面白いって少しでも感じてもらえれば幸いです。
このページでは、私の考えを紹介しています。一例として参考にしていただけたらと思います。
- 1.小さな成功体験の積み重ね・効率のいい勉強で高得点
- 2.科学雑誌・数学文庫
- 3.何の役に立つのか?どの職種に活かされるか?
1.小さな成功体験の積み重ね・効率のいい勉強で高得点
中高生にとって一番はテストの点数。
中学生までは数学が好きだったのに、高校に入り数学が嫌いになったという人たくさんいます。
これはどういうことなのか??
テストの点数が悪いからです。
数学が嫌いな人というのは、テストの点数が悪いからでほぼ間違いありません。
- 人間はわからないままにしておくと、面白くなくなる
- 意味がないと思うと、やる気がなくなる
- できないと思うと、嫌いになる
「全然わからん。こんなことして何の役に立つん。点数悪ぅー。」
で数学嫌いの完成です。
まずは簡単な問題から解き、小さな成功体験を積み重ね自分はできると思うことが大切です。
どの教科・どのスポーツでも、努力しているのに結果がでなければ面白くありません。
中高生にはまず高得点をとるために効率のいい勉強で高得点を目指してほしいです。
中学生には
高校生には
2.科学雑誌・数学文庫
受験数学の勉強だけでは、
という本質を理解しないまま、機械的に問題を解いているだけになってしまいがちです。
これでは、テストの点数が良くなっても数学の本当の魅力は感じにくいと思います。
そこで一度は読んでほしいのが、科学雑誌や数学文庫です。
私のおすすめは、科学雑誌 別冊ニュートン 。
イラスト付きなので非常に読みやすいです。
またどこから読んでもよく、わかりやすい解説もついています。
私の子どもは小学生で算数は得意ではなさそうですが、書庫からニュートンを読んでいる形跡があります(笑)
他には、数学ガール・フェルマーの最終定理・数学の秘密の本棚・博士の愛した数式・・・・・
など数学に関する書籍はたくさんあります。
有名なパラドックス問題、数学パズルの面白い問題から超難問など、難しい数式を知らなくても楽しめます。
これらの本を読めば、数学に対する世界観は大きく変わると思います。
3.何の役に立つのか?活かされる職種は?
1.数学という学問がどのような役に立っているのか?
2.将来、どんな職業に有利か?
とても気になると思います。
まず、何の役に立つのか?という疑問から伝えていきます。
1.数学は何の役に立つのか?
こういった大人たちは、ほんとうーーーーーーーにたくさんいます( ノД`)シクシク…
そして、数学嫌いな学生が思っている事、
Q.数学って何の役に立つの??
この言葉を聞くと、、、とても悲しい気持ちになります。。。。
先生!!!頼むから授業以外の数学も教えたってくれ!!!!!
A.数学は、生活していくのに必要なものすべてに隠れています!!
① パソコン・スマホ・タブレット ・・・・・ IT関連
② テレビ・冷蔵庫・洗濯機 ・・・・・ 電気製品
③ 自動車・電車・飛行機・船 ・・・・・ 乗り物
④ 住宅・道路・橋 ・・・・・ 建築関係
⑤ 農業・漁業・林業 ・・・・・ 第一次産業
⑥ 料理・音楽・絵画・ファッション ・・・・・ 芸術
⑦ 銀行・証券・労働金庫・保険 ・・・・・ 金融、保険
他にもありますが、以外な分野もあったのではないですか??どのように隠れているのか、気になる方は クリックしてみて下さい(工事中m(_ _)m)
科学の基礎となっているのが、数学であり科学技術の出発点です。
確かに日常生活する上で、数学を知らなくても特に困りませんが、生活するのに数学の恩恵を受けているという認識はすべての人に知ってほしい。
そして数学を否定するということは、人類の発展・歴史を否定しているということを感じてもらいたいです。
次に個人として、
A.様々な力が身についています!!
数学の問題を解くために
- あれこれ試行錯誤する
- 閃く
- 理解する
こういったことを繰り返している内に、読解力・理解力・表現力といった力が自然と身につきます。
物事を正確に捉える力、最善の解決策は社会人として非常に大切な能力です。
客観的事実を伝えるのに論理的思考も役に立ちます。
2.将来どんな職業に有利か?
ところで皆さんは何のスポーツをしていますか??
野球・サッカー・バスケット・テニス・・・と様々なスポーツがありますが、強くなるためにどんな工夫をしますか。
体力がない人 ランニング・水泳
バランスをよくしたい人 体幹トレーニング・ラダー
瞬発力をつけたい人 筋トレ・坂道ダッシュ
可動域を広くしたい人 柔軟・ヨガ
など、様々な工夫をしていると思います。
数学をスポーツに例えると、数学はスポーツ種目に当てはまらず身体とよく言われています。
数学を勉強するということは、上記のような練習をしているということなんです。
身体が強ければ、どのスポーツを選んでも向上しやすいです。
つまり、数学力があれば、どの専門分野に進んでも向上しやすいということです。
Q.どんな職業に有利か? ということですが、数学を勉強していれば、
A.どんな職業でも有利!! です。
この答えを、本当に理解していない人が多いと痛感しています。
数学科の就職 = 学校の先生・塾講師・研究職・公務員 のイメージが凄く強い!
数学の難しい理論や概念を勉強していても、民間会社では何の役にも立たないので、就職するのは難しい!と考えている人、私の周りにもたくさんいました。
これは非常にもったいない!!
製薬会社の場合、化学・物質科で実験や研究などを専門的にしている方が研究部門などの即戦力として期待されます。
しかし、会社には製造部、品質管理部、研究部、施設管理・設備部、人事・総務部、営業・総合部など多岐に分かれています。
大学数学で習うフーリエ変換、ラプラス変換などは様々な分野で応用されていて、理解するには微分方程式の知識が必要です。
又、標準偏差・分散・基礎統計量などの統計データを扱えるのも強みです。
どの分野でも専門的にやっていないので不利とは考えずに、総合力で考えれば有利であり、何事にも自分がやりたいことに挑戦してほしいと思います。
おわりに
学生時代は、数学の良問をたくさん解き、時間を忘れて純粋に数学を楽しんでほしいと思います。大学では、神秘的な数学の深い世界まで足を踏み入れて、美しさを感じてほしいと願っています。このサイトがそのきっかけとなり、数学好きが一人でも多くなれば、こんなに嬉しいことはありません。
フェデマー