子どもたちに今まで絵本を読んできた中で、これは面白い!!と思った
「数学・算数絵本」厳選3冊を紹介します。
目次
「さんすうサウルス」
内容は、可もなく不可もなくって感じで、さんすうに関係した絵本やな!って思うと思います。
私がビックリして面白いと思ったのは、最後のページです!!
アインシュタインもびっくり!
最後のページをよくみると、さんすうサウルスが地面に
\(\LARGE{E=mc^2}\)
E = mc2(イー・イコール・エム・シー2じょう、英: E equals m c squared)とは、 エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗 の物理学的関係式を指し、「質量とエネルギーの等価性」とその定量的関係を表している。アルベルト・アインシュタインにより、特殊相対性理論の帰結として、1905年の論文『物体の慣性はその物体の含むエネルギーに依存するであろうか』[1][注 1]内で発表された。
アインシュタインの相対性理論で有名な物理式!!
を書いていて、他にも
\(\Large{v=\frac{dx}{dt}}\)
さんすうサウルスの算数レベルはページをめくるたびに進化しているが最後のページだけは明らかに算数じゃない!!(笑)
- 数学サウルス
- 物理サウルス
どちらに進化したのか・・・。 大人には続編が気になる絵本です!!
「1つぶのおこめ」
ケチな王様にラーニが望んだ褒美は
「きょうは、おこめを1つぶだけ。そして、30にちのあいだ、それぞれまえのひのばいのかずだけおこめをいただけませんか?」
2日目 2粒。
3日目 4粒。
4日目 8粒。
・・・・・・。
・・・・・・。
30日目 ????
指数関数の脅威が絵で見られる本です!!最後のページは圧巻です(笑)
豊臣秀吉も騙された!?
日本の昔話にも似たような話があります。
・・・数日後。
「秀吉様!!大変でございます。褒美を計算すると、とんでもないことに・・」
1俵は約266万粒である。
1000兆÷266万粒=約3億7600万俵となる。
秀吉時代の石高トップテン
1位 徳川家康 255.0 万石 武蔵江戸
2位 毛利輝元 120.5 万石 安芸広島
3位 上杉景勝 120.0 万石 陸奥会津
4位 前田利家 83.5 万石 加賀金沢
5位 伊達政宗 58.0 万石 陸奥仙台
6位 宇喜多秀家 57.4 万石 備前岡山
7位 島津義久 55.5 万石 薩摩鹿児島
8位 佐竹義宣 54.5 万石 常陸水戸
9位 小早川秀秋 52.2 万石 筑前名島
10位 鍋島直茂 35.7 万石 肥前佐賀
合計約890万石 戦国時代の諸大名の石高を足しても全然足りません。
青ざめた秀吉が、曾呂利新左衛門に詫びをして別の褒美をとらせた、というお話です。
他にも、暑さ0.1mmの紙を43回折れば月に届くこと など一緒に話しをすると倍々の面白さが伝わるかも。
はじめてであうすうがくの絵本シリーズ
数学とは??と中高生の子に聞いても、
・・・難しい。頭が痛い。計算が大変。
といったことを言われそうです。
数学の間違った概念を植え付けられる前に、ぜひ読んでほしい一冊!!
間違った概念を植え付けられた大人にも読んでほしい!
数学とは何か?を絵で考えれる本になっています。
結構ページ数があり、読んであげるのは大変です。
しかし、中学・高校で間違った数学の概念を植え付けられた大人のほうが考えさせられる本だと思うので、自分自身が読みながら、子どもと一緒に考えてほしい一冊です。
シリーズになっていて、どのシリーズが好きかで子どもの特徴がわかるかも。
九九の間違った概念
最後に九九の間違った概念を紹介(笑)