予防技術検定(消防用設備等)の合格しやすい勉強方法を紹介します。

 

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間違いやすい勉強

➀A君の場合

A君
すべての消防用設備の設置基準と技術基準を簡単に覚えよう。。

 

A君は消火設備、警報設備、避難設備などの設備の設置基準と技術基準を簡単に覚えることにしました。

 

すべての消防設備・・・浅く広く勉強!!
消火器・屋内消火栓設備・SP設備・自火報・火通・非常警報・避難器具・連送・・・・・。

 

なぜいけないのか??

すべての消防設備の設置基準を覚えるだけで、ものすごく大変!

 

それに加えて、技術基準も簡単ではあるが覚えると、ほとんどの人が片手間に勉強していると思うので、途中でダレやすい。

 

覚えたとしても、SPや自火報などのちょっと深い問題を出題されたら解けない。

 

  • 覚えるのが大変!
  • 中だるみする!
  • あまり解けない!!

 

②B君の場合

B君
すべては大変だから、出題されそうな設備だけ深く勉強しよう。

 

B君は、よく出題されていそうな消防設備のみ深く覚えることにしました。

 

よく見かける消防設備・・・狭く深く勉強!!
消火器・屋内消火栓設備・自火報・SP設備・誘導灯など。

 

なぜいけないのか??

勉強する範囲を限定することは、正解!

 

しかし、深く勉強することが危険!!

 

消火器だけでも、ものすごくマニアックな所まで勉強しなければならないので、時間をかけたけどあまり効果がないことになりかねません。

 

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重要!!

A君もB君もそうですが、消防設備ということで、設備のことばかりの勉強になりがち。

 

消火器の設置基準だったり、自火報の技術基準だったり、・・・。

 

しかし、出題範囲をよく調べてみると、

  1. 消防同意
  2. 型式承認・型式適合検定
  3. 消防設備士
  4. 建築関係
  5. 点検報告・点検資格者

 

などがあり、実際に毎年4割以上がこれらから出題されています。

 

つまり、消防用設備をすべて完璧に覚えたとしても、上記の問題をすべて間違えれば落ちてしまいます。

 

効率のいい勉強方法

消防用設備の基準をすべて覚えるのは大変!狭く深くするのも危険!!

 

ということで、この勉強方法がおススメです。

 

1.出題される設備(Sランク)少し深く

  • 屋内消火栓設備
  • スプリンクラー設備
  • 自動火災報知設備
  • パッケージ型消火設備

 

これらの設備は、必ずといっていいほど出題されています。なので、少し深く勉強しておけば難しい問題でも2択ぐらいまでは、絞り込むことができると思います。

 

2.出題されやすい設備(Aランク)浅く

  • 消火器
  • 特殊消火設備
  • 誘導灯
  • 避難器具
  • 火災通報装置
  • 非常警報設備(放送)
  • 非常電源

 

これらの設備は、結構な頻度で出題されます。しかし、すべてを深く勉強するには結構な時間を費やします。設置基準を簡単に見ておくだけでも、解ける問題もあるので、ここで時間をかけるよりも共通や次の項目を勉強したほうが確実だと思います。

 

3.消防設備の基準以外重要

  1. 消防同意
  2. 型式承認・個別検定
  3. 消防設備士
  4. 建築関係
  5. 点検報告・点検資格者

 

これらの問題が毎年4割以上出題されています。問題レベルもそこまで高くなく、設備の基準に比べて覚えることが少ない。しかも共通の範囲とも重なっている分野もあり、一石二鳥。

本当に時間がない人へ!1週間or1か月

少しでも予防の知識がある人なら1週間で合格圏内だと思います。

 

ない方でも1か月で十分戦えるレベルになると思います。

 

  1. Sランク、Aランク設備の設置基準を簡単に見る
  2. 設備の基準以外の内容を確実に覚える
  3. 共通を満点狙い

 

①S・Aランク設備の設置基準を簡単に見る

これをするだけでも、選択数を減らすことができると思います。

 

②設備の基準以外の内容を確実に覚える

消防同意、建築関係、消防設備士などの内容を確実に覚えます。そこまでボリュームはないので、キッチリと解けるようにしておきます。

③共通を満点狙い

共通で間違いやすく大変なのは、設備関係だと思います。しかし②の項目でキッチリと覚えていれば、簡単に満点を狙えるようになります。

 

まとめ

  1. Sランク設備は少し深く
  2. Aランク設備は浅く
  3. 設備の基準以外を確実に

 

3科目の内で最も合格率が低いのは、勉強方法が難しいからだと思っています。

 

厳選問題を1部・2部・3部に分けて一緒にアップしてますので、どのような内容が出るのか確認しながら、どこまで勉強するのか決めていってほしいです。

 

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